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Web2.0 時代のインディーズバンドのウェブサイト設立コストと傾向について

インディーズバンド,もしくはインディデビュもしていないバンドにとって,ウェブサイトの設立はなかなか小さくない壁だと言える。メンバ自身が HTML の知識がある人物がいないのが実際であるからだ。なかなかというか,一般ピーポーでも HTML 知識のない人が圧倒的に多い。分かる人には分かるんだけれどもね。

しかし,それだけマイナーなバンドならば,ウェブサイトを設立してライブスケジュールを告知するという手段は有効である。

まあ,大体そこまで UG な人たちってのは他に仕事を持っていて,バンド活動もしながらなので,当然ウェブサイトに割く時間だって必然的に少ないのであるが。

そこで最近のマイナーバンドのウェブサイト設立傾向について書いてみる。

実は,未だに魔法の i ランド (またはその派生のようなサービス) でウェブサイトを作っているバンドが多いこと,多いこと。確かに PC を持たないリスナにとって,携帯電話だけで閲覧できるウェブサイト作りは必須である。まあ,PC ユーザからすれば,結構しょぼい作りなのではあるが,ライブスケジュールの告知という点では,問題ない。

少々,HTML タグを知っていれば,告知という最小限の目的は果たせるし,携帯電話ユーザも見捨てない。大体,アングラバンドのリスナというのは,PC なんて持ってないよ,回線ひいてないよ,という人も多いのである。なので,携帯だけで見られる利点は非常に大きい。

更新が,簡単なのか,手間なのかは実際,問題であるが。

次は,ブログ。ブログ自体をバンドのウェブサイトとして利用する。複数のアカウントを使って,ひとつのアカウントはバンドのメインサイト,そこからリンキングして,もうひとつはメンバ自身の日記ブログにするという塩梅である。更新も手間がかからない。

普通の HTML を書いて~なサイトを設立するバンドは半分もないのではないか。(bbb 調べ)。だって手間だもんね。更新でさえ。

最近,増えてきたのが,SNS のコミュニティによるバンドウェブサイトというより,代替のものである。大手の SNS mixi にて,コミュニティをメンバ,もしくはその他が設立する。このコストは限りなく低い。コミュニティを作るのはスレッドを作る並に誰でも簡単にできるからである。

しかも,メンバとファンとの間の敷居が高くない。SNS というのは大抵メッセージ機能,つまりその SNS 間でのメール送受信が簡単であるからも広く普及しているし,何かあればその人に直接メッセージを送ることだってできるし,その人の日記やらにもコメントすることが可能で,なかなかコミュニケーションが密になりうる。

更新も簡単で,その反応もスピーディにファンから返ってくるのである。これは,かなりコストが低い上に,ファンの反応も見込め,作業対効果が非常に高い。

SNS の中でも myspace のような,音楽に特化した SNS もあり,これはブラウザ内プレイヤで楽曲を聴かせることもできる。ただ,myspace は日本での位置づけが非常に微妙であまり普及してないということもできる。

また,更にその SNS やウェブサイトから,YouTube などの動画にリンクさせてそれを試聴させることも可能である。ひょっとしたら,その SNS 自体に YouTube などの動画を組み込んだり,動画自身,音楽自体をアップロードできる機能があるからもしれない。

今の時代,SNS のコミュニティだけで機能させることもできるわけなのです。ただし,リスナがアカウントを持っていなければおしまいですが :p

という感じで書いてみたが,風呂敷を広げることもできず,まとめることもできず,なグダグダメモになってしまいましたね;
by 66bbb | 2007-05-19 08:54 | PC, Software, Web