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世界の中心で愛をさけぶ 題名の類似論?

なんていうか今更な話題で申しわけないのだが、片山恭一著「世界の中心で愛をさけぶ」という表題を最初に聞いたとき、「?」と思ったはずだ。

そう、エヴァンゲリオンの最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」と類似しているのである。類似しているなんてもんじゃない。これは剽窃ぎりぎりなのかも知れない。俺的にはこれはアリ?なんて思ったものだ。

そして「世界の中心でアイを叫んだけもの」は最終話のタイトルをSF小説から引用する庵野監督お得意のものである。エヴァの最終話題名元のネタはハーラン・エリスンのSF小説「世界の中心で愛を叫んだけもの」(原題:The Beast that shouted love at the heart of the World)からである。ちなみにエヴァでの「アイをさけぶ」の「アイ」は、I(私)と、愛をかけたものだろうと解釈できる。で、結果片山恭一は引用の引用かよ。ちょっとこれじゃだめだろ。と。オリジナルではないじゃん。と。

大抵の人はヒくと思うんだけど。中身がいいからいいのか。
多分俺も読んだら泣くし。中身がよければいいよ。今はブームの最中だからあんまり読みたくないけど。でもエヴァ(というかアニメ関係)に詳しいオタク人妻学院生作家、篠原一はヒいたはずだ。

別に片山恭一をせめるわけじゃないけど、これはいかがなものかなぁ。本人は苦痛に感じないんだろうか。これで片山恭一が「エヴァンゲリオン?知りません」なんて言えばいいけど、一時社会的現象になったエヴァを知らないとでもいうのだろうか。でも最終話の題名なんて知らないってつっぱれねばいいのか。最近柳美里も剽窃騒ぎを起こしてるしなぁ。あやしいっちゃあやしいような気も。ブラックジャックによろしく とかがOKなのだから、ちょっともじってあればいいのか。じゃ、奇をてらう新人の次回作の題名はあれだな。蹴りたいインスコールにピアス~ぐるぐる回る介護~とかにでもすればいい。

さて、片山恭一は文学界新人賞の出身なのだが、文学界新人賞っていうのは文藝春秋が毎月発行している文学雑誌で、その新人賞は毎年2回の選考が行われている。初代の受賞者はいわずもがな石原新太郎である。「太陽の季節」ね。んで、その文学界新人賞、芥川賞に選ばれる確率がめちゃめちゃ高い。これは芥川賞の選考を文藝春秋がやっている(といえば語弊になるけどそんなもんでしょ?)ためである。文学界新人賞をとって、芥川賞をとらないっていうのはまぁ、いわゆる「負け犬」なのである。(by酒井順子)。まぁ、ここまでだらだらと書いてきたけど、まぁ、片山さんよかったね。と。「負け犬」が借り物のタイトルで逆転。

話がとっちらかってしまった。まぁ、まとめますと、なんでみんなエヴァの題名のパクリだってわからないんだ?分かっててもなんでもっともっとつっこまないの?題名がかりものの小説でいいのかい?折角中身はいいのに、片山さん。っておはなし。
by 66bbb | 2004-09-23 01:55 | Book