ZZR1400 で METZELER ROADTEC Z6 INTERACT を履きつぶしたのでレビュー
といっても,僕はオートバイは ZZR1400 が初めてでしたし,その前はビッグスクータの FORZA 乗りだった(FORZA は現在町乗り・近所や荷物あるときの専用バイク)もんでタイヤの感想といっても雑誌に紹介されるような専門的なことやレーシーなことは書けませんのでその辺はよろしく。
使い方としては最初の5,000kmくらいはなにもわからず乗ってたのでw 全然記憶にございません。その後,3,000kmは峠(月ヶ瀬)行くようになって,あと2,000kmがサーキット走行も含めた感じかな。
ちなみにミニバイクサーキットの近スポでは 190kPa か200kPa にして安心なコーナリングを楽しみました。
ZZR1400 のメーカー空気圧指定値は,290kPa なんですけどね。この空気圧はタンデムを考慮した数字とタイヤが冷えた状態での 300km/h 出すのを前提とした空気圧なので高めなのです。大体1~2割ほど落とすとソロでサーキット走るにはちょうどいいとかいいますね。個人的には 230~240kPa くらいがストレートもコーナもバランスいいかなって感じです。
ただタイムはそこまで空気圧落とさないほうが伸びるのですが・・・ サイドコンパウンドがかなり安心できます。ここまで空気圧落とすとヘタするとハイグリップ以上・・・?
タイヤのはしっこの象さんには少し消えていただきました・・・走行距離のほとんどが高速道路走行だったのとまだはしっこまで使える技術がなかったので,また最初からこのタイヤ履いたらほとんど消せるような気がします(自信過多)。
スポーツツーリングタイヤですが,要はツーリングタイヤですのでタイヤの温度がすぐ上がって安定したライディングがしやすいというタイヤですが,暖まるのは早かったように思いますが,今履いているハイグリップはサーキットを15分も走行すると触れると熱い,だけどこのタイヤは暖まるっていってもきもち人肌程度くらいに暖まって性能を発揮するっていう感じでしたね。
タイヤの暖まり具合は,FORZA だと表面積が小さいせいでゴムを揉みやすくまた揉んでもすぐ暖まり温度も上がりやすく,峠を走った後はなかなか暖かいのですが,ZZR1400 だとタイヤの表面積やタイヤ自体が大きいせいかタイヤを揉んでも公道だとそんなに暖まりませんでした・・・かといって滑るようなことはありませんのでそういう性質なんだろうなあ。
温度はサーキットでようやく気持ち少し熱いかな程度です。
難点としては,このタイヤのパターン,中央減りがすごくわかりづらくタイヤの交換時期がほんとうにわかりにくい! サイドの減りならすぐわかるんだけどね。そして△マークのスリップサインってのはあれは国内産の日本独自の仕様なので象さんがそれにあたるらしいのですがそれもわかりにくいよ・・・ それさえなければ個人的には相当高得点のタイヤでした。
個人的な結論としては,高速道路でかっ飛ばせてもタイヤの減りが少なく,峠も安心して走れて,サーキット走行でも安心できるすばらしいタイヤでした。納車のときに履かせていたカワサキプラザの意図もよく分かります。メッツラーはそんなに評判のいいタイヤではないそうですが,個人的にはこんないいタイヤは他にはない!ということで次に履くタイヤもこれにしたいと思ってましたが,思わぬ感じでタイヤをいただけることになったのでありがたく頂戴いたしました。新しく履いたタイヤについては別エントリにて。
サイズは,フロント 120/70 ZR 17 M/C (58W) TL,リア 190/50 ZR 17 M/C (73W) TL だったように思います。(思いますってのは納車時からつけてあったので,純正相当がつけてあるだろうってこととそんなに意識してタイヤサイドの文字チェックしてなかったのでw 写真も残ってるかなあ・・w)