星野智幸のWeb日記 言ってしまえばよかったのに日記はすごいと思う
イラク人質事件についての意見も学ぶべきことがある。これ読んでたら新聞いらないんじゃないかって思うくらい鋭い。新聞いらないっていう意見のは俺の傲慢だと思うけど。
確かこの人は作家という要素(?)に世論を動かすとか批評するっていうのが作家たる使命とかそんなこと言ってたなぁ。曖昧にしか覚えてないから確証できないけど。
俺には星野智幸の小説はわけがわからなくて、難しくてあまり面白くないけど、この人の日記は面白い。鷺沢さんが亡くなって、花村萬月の日記が銃弾事件以来ストップして、読むべき日記はこれくらい。
なんかWebでこれはなんか違うけど、言葉にはできないよなーって思う意見とか沢山あるけど、星野智幸の日記読めば考えさせられるので、自分の意見の持ち方に迷ったら一度読んでみてはどうでしょうか?俺が知りうる作家のなかでは一番しっかりした考えをもってると思います。俺が知りうる作家っていうのがポイントだけど。
星野智幸アーカイヴス
http://www.hoshinot.jp/
目覚めよと人魚は歌うが文庫化になるらしい。あの単行本の装丁はすごい綺麗なのよ。ハードカバーのやつ。貝殻のアップの写真なんですけど、それをめくるとオレンジなのね。中身はやっぱり俺にはわけわからんけど。三島賞受賞作。
新潮テレフォンサービス「自作を語る」で3分弱喋ってるらしい。この人の声聴いたことないから聞いてみようかしらん。
言ってしまえばよかったのに日記は本にならないのかしら。花村萬月も鷺沢めぐむも出してるんだけどなぁ。この人意見しっかりしてるから出せばいいと思うんだけど。でも星野智幸の作品は実力あるのに売れそうにないよなぁ・・・。俺はこの人が芥川賞とればいいのに、って思ってるんだけど。もう新人じゃないからムリかな。