peacepact

某映画批評サイトが好みではない

★前田有一の超映画批評★ って「個人的」に嫌いです。もちろん,個人の感じ方によって違うと思うのですが,批評文が「毒舌」というより「釣り」的にしか感じられません。個人的に。

こういう人って目先のエンタテイメントだけ追い求めて,もっと深くにあるテーマや,主張を全然気にしない人なんだろうな。想像だけど。というのは,超映画批評「沙羅双樹」30点(100点満点中) について,全然理解できていないな,と思って。

エンタテイメントが悪いとは思わないけれど,作品の深くにあるテーマを感じてこそプロじゃないかな,と思う。多くの映画批評家はそれが足りない。
セリフも、ボソボソと何を言ってるのか聞こえにくい。私の見積もりでは、およそ30%は聞き取り不可である。これでは公安警察外事課特製の、音声解読装置が必要だ。。
公安~のくだりだとか,自分では面白いと思っているのかな,って。音量あげればいいんじゃない?話に没頭できない とか個人的な問題じゃないかなと。

この映画の話が分かりにくいってのはあるだろうけど,それは自分の脳内で補完しなよ。そういう類の映画は他にもあるでしょう。

私はこの作品は,手ぶれのカメラワークが心地よくて,全編通される静けさから少しずつ盛り上がってバサラ祭りのクライマックスへと完結するのも心地よい。好みだけど。
ドキュメントタッチの映像で、平凡な人々を暮らしを淡々と追う。手持ちカメラの長まわしが、その基本である。特に、最初のシークエンスは、しつこいくらいにずーっとカメラが人物を追いつづけるので、非常に目を引く。

しかし、この長まわしってやつは、少々芸が無さすぎやしないか。ポイントで効果的に使うというならともかく、あまりにそればかりでは、客は疲れるし飽きもくる。
えっと,この「芸のない長回し」は,クライマックスへの長い前振りなのです。なんでこういうところを批評というか,感じられないのだろう。

この人の作品は,はっきりいって万人受けをする映画でない。世の中の「目先の」エンタテイメントだけで楽しんでいる軽い人々には受けないだろうな。だからこそカンヌの常連なのに。(でもこの監督って相当の変わり者だと思うな;; 新庄クラスの;)

私が奈良在住で別に奈良は好きでも嫌いじゃないけれど,作品の軸を読み取れないようならほんと酷評するのは勘弁してほしいな。

全部個人的な意見だけどね,みんな千差万別の好みがあると思うけどね。
by 66bbb | 2007-06-09 12:24 | PC, Software, Web | Comments(0)